家づくり記録 Tさん

NO.11

 

 暮れのバタバタ引越しから早5ヶ月、すっかり新緑の季節になってしまいました。
 無理やり引っ越したので、年明けからまた毎日大工さんには作業をして頂き、人見知りの激しい娘もすっかり懐いて楽しそう(^^)。沢山沢山邪魔をしました(^^;)。

 あ、ご無沙汰をしております。ヨメです。
  
 まだ完成してないよと言うのに、ご近所さんや息子のお友達のお母さん達が入れ替わりたちかわり毎日見に来ます。なんだかんだ言いつつコチラも見せたい気持ちがあるので、ついつい対応してしまいます。
 まだ完成してないよと言うのに、まだ大工さんが作業をしているのに、息子は友達を沢山呼んできます。 あぁ、その手はキレイ!?
   
 休日に外を歩いていた若い男性が”うわっ、この家メチャかっこえぇなぁ!!”。
 それを聞いた夫は”アイツえぇ奴やな”と嬉しそうです。
   
 ヨメとしましては、何より暖かいことが本当に嬉しい!!仮住まい先のマンションも暖かかったのですが、引っ越してきてあまりにも暖かいので冬布団をしまいました。 幼い子供二人との入浴も辛くない!!あぁ暖かいって幸せ!! このものすごく立派で素敵な香りの杉の木に囲まれて、本当に心まで温かくなります。
   
 元々資金が潤沢にあったわけではない(あまりの老朽化に身の危険を感じたのです)建て替え、久米さんにも工務店さんにも誠に細部に至るまでのご尽力を頂き、よくもまぁあの資金でこれだけの家を建てて下さったと感謝の念にたえません。
 結局は家電購入も影響し、資金はマイナス(息子名義積立から借入れ)となりましたが、現在一生懸命経費節減に取り組みながらも心は大変に豊かです。

   
 この家を大切に、家族仲良く暮らしていきたいという想いが募りますね。
 ...この春一年生になった息子を怒鳴る回数を減らそうと思います...。
 遊びに来てもらいやすい家にもしたいですね。
 ...そうすると掃除の回数は増やそうと思います...。
   
 この家を作ることに携わって下さった全ての方々に、心よりお礼申し上げます。
 沢山の偶然で必然の出会いに心より感謝致します。
 そして息子の将来の夢が”お花屋さん”から”大工さん”に変わったことをこの場でご報告させて頂き、締め括りたいと思います。
   
 ありがとうございました。

 

(竣工写真はこちら)

久米から一言…

 

こちらこそ、長い間本当に有難うございました。

- GekkanNZ 誌 2018年7月号より
  「建築探訪」連載中です。

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- 一般社団法人海外建設協会(OCAJI)

  会報誌 海外生活だより に寄稿させ

  ていただきました。

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